結局男にとってファウストって何なの?
〈お知らせ〉
1月22日 金曜 お昼
東京室内歌劇場主催
日本歌曲の祭典
旧東京音楽学校 奏楽堂(上野)
2月11日 木曜祭日 15時
7団体合同舞台公演 Festa @green
ソロ リサイタル
成美教育文化会館グリーンホール(西武池袋線東久留米駅北口からすぐ)
3月13日土曜 14時、18時(2回公演)
8Kマンスリープレミアムコンサート
ソロ リサイタル
金沢八景 ベーカリーAOKI 内サロン。
3月19日金曜日
荒川オペラシリーズ
オペラガラコンサート。
日暮里サニーホール。
4月10日土曜 17時半開演
ヴェルディの声研究室 公演
ヴェルディ 「運命の力」
関内ホール(小)
4月中あるいは5月中(コロナ禍により未決定)
シアターゼロ 公演
プッチーニ 「トスカ」
5月26日水曜 18時半開演。
オペラ工房アヴァンティ 公演
マスカーニ 「カヴァレリア ルスティカーナ」
みどりアートパークホール(長津田)
7月あるいは8月
ヴェルディの声研究室公演
グノー 「ファウスト」
9月23日木曜
Grazie opera 第10回 公演
プッチーニ 「ラ ボエーム」
中原市民館ホール(武蔵小杉)
9月中どこか
オペラ工房アヴァンティ 公演
モーツァルト「コジ ファン トゥッテ」
ファウストは、しっかり選ばなくっちゃ!
E列センター
ちょっと前過ぎて、、思い出しながら書いています。
この作品は、、1992年”野田秀樹の真夏の夜の夢”
リメイクです。
当時の記録は朧気で、、ライが唐沢寿明さん、大竹しのぶさん、堤真一さん、毬谷友子さんでした。
野田版は、、、
シェイクスピアの原作では、アテネの森を舞台に貴族たちの恋の物語が展開されますが、野田版では、日本の割烹料理屋「ハナキン」の人々が富士のふもとの「知られざる森」を舞台に設定が書き換えられています。
そして何と言っても、別作品「ファウスト」のキャラクターである悪魔・メフィストフェレスが物語に乱入、本来であれば重要な役回りのはずの妖精・パックの役目を盗み取ってしまい、原作ではあまり表現されていない嫉妬や憎悪といった負の感情表現も盛り込まれた破天荒な翻案です。野田の真骨頂である言葉遊びと重層的な物語に浸っているうち、切なく美しい喜劇へと、集束していきます。
本来の作品の妖精パックは手塚とおるさん、そして悪魔・メフィストフェレスが今井朋彦さんっと、贅沢な競演な上に、お久しぶりな壌晴彦さんっと、贅沢な時間でした。
野田さんだから、とシェイクスピアだし、、言葉遊びが巧みでこれまた笑わせて頂きました。
安定の鈴木杏さんに、北野きいさん。。ピロシ(矢崎広)に加治将樹さん(初見)と、、、作品を知っていればより楽しめると思う場面が沢山ありました(残念なが、、真夏の夜の夢はそれほど詳しくないです)
と、久々のストプレを堪能しました。