日記

法律おいしさ新鮮

[広告] 楽天市場

  • 図解とQ&Aで納得 損害賠償・慰謝料をめぐる法律とトラブル解決法165【電子書籍】[ 奈良 恒則 監修 ]
  • 婚姻費用・養育費・財産分与の法律相談 [ 平田 厚 ]
  • 事業者必携 入門図解 会社の終わらせ方・譲り方【解散清算・事業承継・M&A】の法律と手続き実践マニュアル [ 武田 守 ]
  • 司法試験&予備試験 短答過去問題集(法律科目) 令和元年【電子書籍】[ 東京リーガルマインド LEC総合研究所 ]
  • 社会人の法律レッスン 会社法ビギナーズ 令和元年12月法改正完全対応 [ デイリー法学選書編修委員会 ]
  • 全図解わかりやすい借地の法律(第5版) [ 矢島 忠純 ]

法律って何なの?馬鹿なの?

 

地球の資源で

人間が生きていけるのは130億人程度のようです

 

世界の人口は

現在 77億人ですから、もう少し、余力があります (笑)

 

国連発表では

2100年には87億人になると予測されています

そのころにはインドの人口が中国を抜いてトップになります。

2位が中国、3位にナイジェリアです

(ナイジェリアはアメリカを抜いて3位の予測です

人口の伸び率が爆発的で経済も順調に繁栄しています)

 

 

日本の人口

現在1億2千6百万人

2100年には約6千万人にまで減少すると推計されています。

   (2020年ワシントン大学推計調査)

この減少数については、日本の推計では 7000万人とも公表されています

 

日本人は、半数に減少しますね。

あと、80年後。

私は 何処にいるか・・いる訳ないか ・・・

 

 

先進国の人口は完全に行き詰まっていますが

いま

アフリカの人口が凄い伸び率で増えています

特にナイジェリア

あのボビー(ボビー・オロゴン)の出身地です

 

 ナイジェリアの経済都市ラゴス

 

 

 

日本はバブル以降

2008年をピークに 人口が減少しています

厳しい少子化現象については

日本も市町村上げて、対策をしていますが効果が上がりません。

給与が増えず、生活苦が続いています。

 

 

日本の出生率低下の最大の原因は

「晩婚」と「非婚」の増加ですが、もう一つあります。

日本の特有の事情として注目されているのが、婚外子率の低さです

フランスの婚外子率は59.8%です。

フランスを筆頭に

ヨーロッパの多くの国では、生まれる子どもの半数以上は婚外子です。

 

これに対して日本の婚外子率は2.3%程度です

OECDの加盟国の中では2番目に低い

        (韓国が最低)

 

話しは、少し逸れますが

以前

フランスのシラク元大統領に「婚外子」がいるとの事実が発覚し、シラク大統領にメディアが殺到しました。

記者の質問に

大統領は「婚外子? いるよ」 で説明を終えた。

フランス国民は 喝采を送っていました。

 

オランド大統領の不倫報道もそうでした。

大統領が若い女優と深夜にバイクで二人乗りして、「不倫だ」 と一部ゴシップ紙に暴かれましたが

オランドだ統領は,ごく当たり前に 「プライバシーの侵害だ!」 と吐き捨て 二人の関係の説明もしなかった

ル・モンド紙も

「大統領のプライバシーを知る必要ない」 と報道しなかった。

 

日本なら 大変ですね。

多分、メディアが騒ぎ立てて、各局のワイドショーあたりでその詳細情報が連日報道される事になるのでしょうね。

本人は、頭を下げて(誰かに) 謝罪します

フランスでは

不倫をモラルで断罪しませんね

愛の国なんて言われますし。

 

フランス人のこうした気風が

婚外子を容認する風潮になっています。

日本人と真逆です

 

 

日本は

婚外子を不道徳とする規範が強いため、晩婚や非婚がそのまま少子化につながっています。

非常にセンシティブな問題で、国民感情は、国の歴史と文化に大きく左右されます。

 

 

日本には

「男は仕事に、女は家庭と育児に 」 という

性別的役割分業意識が根強くあります

 

 

90年代のバブル崩壊以降は

妻が専業主婦をしていられる、経済的に余裕のある家庭が減ったため、少子化対策は

必然的に「両親が働きながら子育てする世帯」への支援となっています

 

 

フランスは

1990年代

シラク大統領の時に、人口増加の為の3原則を施行しました。

其れは

 

①  子供が増えるほど給付を増やす

女性が産みたいときに、子供を産んでください。

出産や子育ての費用の足りない分は自治体が給付しますというもので、学生も安心して子供を産める。

② 2週間の「 男性の産休(有給) 」を義務化

育児休業を理由とした降格や異動を法律で厳禁しました。

③ 充実した保育制度

保育園は無料で待機児童ゼロ。すなわち、希望者は全員、無償で面倒を見ます。

 

この結果

1994年に1.66まで下がった出生率を、2010年には2.01にまで引き上げました。

2010年後半には低下傾向にありましたが

2019年は 1.87

EUの中では最も高く、日本が希望出生率として掲げた 1.8 より高い出生率です。

 

 

フランスは

今のところ

先進国で出生率を上げるモデル国です

 

子供を産むかどうかは100%女性個人の問題です

出産する環境が成熟していないと、子供のためにも産むことは出来ませんね

 

私が知恵のついたベビーだったら

つまらん環境で、私を産んでくれるな! (-_-)/~~~ピシー! と言うかも知れません・・・(笑) 

 

  to next !

 

 

 

 

 

 

 

 

 

法律がなぜか野球部員の間で大人気

まあ、

今回の記事は

とても青臭い理想論

だとは自覚しているですけどね

 

私自身

ずっと訴えてきたことなので

 

今一度、

記事におこしてみます

 

子供

もっというと

胎児の権利を

再重要視した法整備をしてほしい

 

ということです

 

前回記事の件もそうなのですが

 

 

 

今後、

様々な法律

変わっていくと思います

 

・提供卵子

・提供精子

・代理出産

・中絶の敷居

・出生前診断の全妊婦周知

・遺伝子診断

 

などなど

 

おそらく

できることが

グンと増えてきます

 

権利の主張が

強く・大きくなるとともに

法も変わらざるを得ません

 

ただね

 

上のどの話題に関しても

 

権利の主張をして

権利が通っていくのは

いっつも親側なんですよね

 

法律っていうのは

弱い立場

声を上げられない人たち

を守るために

存在すると思っています

 

確かに

上述したような

新しい生殖医療行為は

弱い立場の声が拾われ

 

主張が通ってく形なのでしょう

 

ただね

 

一方で

もっと弱い立場の命

その声は

無いものにされてないですかね?

 

って常々思っているんですよね

 

本来ね

親権

とか

22週以降の

堕胎禁止

とか

里親制度

とかは、

 

子供が生きるための

基本的な権利を享受できるように

するための制度のはずなんです

 

最近の

法整備を巡る話題で

取り上げられる声

 

どうにも

その本質から

外れてきているように思えて

仕方がありません

 

中絶を

選択する権利を持つのは

親です

 

出生前診断

診断を選択する権利を持つのも

堕胎する権利を持つのも

親です

 

提供卵子・提供精子

他人の遺伝子を利用して

親子関係を成立させたい

と願うのも親です

 

逆の立場で考えると

 

子、

さらに小さい胎児は

 

生きることを選択する権利を持たず

 

自身の病気を

知らない事を選択する権利を持たず

 

自身の遺伝状の親を

知る権利もありません

 

それどころか

遺伝的な繋がりの有無を

知る権利すらない

 

一見

弱い立場の声が

通りやすい世界になった

そう思っている一方

より弱い立場の声が

無視・棚上げされている

 

それを憂いています

 

特に

出生前診断について

 

命の選別

 

という言葉を使うと

 

例えば

ダウン症を育てる親の辛さを

甘くみるな!

辛いんだから

中絶する権利があって然るべき

 

的な意見が

相当でますが

 

それは、

親の主観

親の選択なんですよね

 

 

親が辛いと思ったら

子の命を選別していい

 

その理屈が通るなら

 

親が辛いから

子を道連れに命を絶つ

 

無理心中

 

を正当化するのと

本質的には

変わらないように思います

 

妊娠22週までは

命ではない

法律上も、そう認められていない

 

だから

その批判は的外れ

 

そんな意見もあると思います

 

何週から

子を命として認めるか?

 

それは

国によって

全く異なります

 

正解がないからです

 

以前

中絶に関する

産婦人科医に対する

アンケートしました

 

下矢印下矢印

 

 

79人に

胎児をいつから命と認識するか?

 

22週以降と答えたのは

たった9%です

 

最多は

妊娠6週前後の

心拍確認から

 

法律上、

命と規定されていないだけで

ほとんどの人が

胎児を紛れもない命だと

認識している

 

そこから考えると

 

声を上げた人の

権利主張だけ

なんとなく取り上げて

 

これから生まれてくる

胎児の権利を

第一に考えないのっていうのは

 

どうなのか?

 

と思いますよね

 

まあ

生殖関連のトピックは

はっきり言って

正解などありません

 

しかし、

声を上げられる人ばかりが

権利を得る

今の時代の波のなかで

 

胎児の権利

というのは

一生主張し続けたい

とは思います

 

 

エブリスタにて

エッセイ公開中です

 

もうすぐ長編小説も公開予定

楽しみにしてください

 

 

 

きゅーさん@産婦人科医のmy Pick

 

-日記

© 2024 古里は遠くにありて思うもの 思えば遠くに・・・来たかった! Powered by AFFINGER5